210307 焚き火した

火を見つめながらいろんなことを考えた。去年わたしの生活を大きく変えた焚き火からもうすぐ1年が経つので、主にそのときやそのときからのことを思い出していたのだけど、もちろん当時と今日とでは火を囲む顔ぶれも全然違えば、起こることも違うし、わたし自身も変わったなとしみじみ思った。反面、案外1年くらい誤差みたいなもんだし今からでもなんでもできちゃうくね?とも思った。若いって最高。

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友達のことをよく考える。自分の行動選択の自由度が上がってから、友達が時期によって大きく入れ替わるようになった。親しい友達が入れ替わるのは自分のアップデート(良いものにしろそうでないにしろ)のせいだから、自然なことだと思うのだけど、親しいと思っていた友達のことが気付いたらそんなに好きじゃなくなっているとか遠くに行ってしまった気がするとかそういうことが増えると、悲しいし寂しい。人のことを軽んじてしまう瞬間が一番苦しくなる。ここがわたしの居場所と信じてやまなかった場所を、そうじゃないかもしれないと思うとき、どうしていいかわからなくなってしまう。みんなのことを愛しているから、いつも大好きでいたいし大切にしていたい。恋には終わりがつきものらしいということがわかり始めたけど、どうにか抗っていたい。

人のノリや価値観に違和感を覚えるとすぐにその人と距離を置くようになったことは、わたしが今まででは考えられないくらい薄くて脆い人間関係が当たり前な世界に適応しようと会得したライフハックだった。すごく楽だけど、自分のやりたい人間関係はこんなんじゃないんだよ〜と思っている。思いながら、たくさんの好きでいたかった人のことを好きじゃないなと思っていってしまう。わたしは親しい友達の姿をずっと見ていたいといつも思っているし、見ていてほしいとも思っているから、それを自らできなくしてしまっていることがすごくもどかしくなる。

でも良かれ悪かれ、わたしは何もしてないようでいてちゃんと何かしら変化しているし、それに合わせて環境を変えることも自然にやっているんだなと、少しだけ安心もしている。あと、大好きな、でも遠くに行ってしまったように感じていた友達が似たようなことを考えているらしいことがわかって、なんだ結局また全然違うことしながら同じことしてるのかもしれないなと心が軽くなった。