220809 雑記

高校時代のこと、あんまり覚えてないようでひとつひとつはかなり鮮明だし今の自分に影響を与えてるなと思う。通信制の1年が暇で長かったので、それまでのことが遠い記憶みたいに感じるのかな。

最近たまに思い出すのは小学校からの同級生と遊んだことで、好きなラッパーのライブを観に心斎橋の薄暗いクラブへ行って日付けが変わってから家に帰ったり、三宮センター街の地下にある、変わったおばあちゃんがやっている埃っぽい雑貨屋で変な物を買い集めたりしたこととか。アングラなものに憧れてた、若さだな。なんか、ノスタルジーの詰まった場所って逃げたくなりませんか?一定の思い出を作ってしまうと、もうあんまり近付きたくなくなっちゃう。三宮も京都も梅田も難波も新宿もそう。

あと、通ってた高校のこともかなり忘れそうになってるけど、ポスター発表しにチームのみんなと横浜に行ったときのこととか、結構ちゃんと覚えてる。教室の様子とか思い出すと、不登校になる前の苦しみも一緒に蘇るけど、でもなんかぼんやりしている。

 

実家でODしてラリって母親に自分のルーツとか生死の話をボロボロ泣きながらした回があった。母親は某スピリチュアリストのファンで、某さんはこう言ってるんだよと本を貸してくれたり、小さい頃からよく聞かされていたスピリチュアリズムの基本的な話をまたしてくれたりした。娘が突然泣きながら死んだおじいちゃんの話を始めたら絶対に怖いのに、母親の肝の座り様はすごい。

 

ずっと自分は顔も性格も食の好みも父親似で、母親のことは性格の違いから疎ましく感じたり苛立ったりすることが多かったのだけど、ここ1年くらいで母親に似ているところが多くなった。行き過ぎと思えた健康志向も、心配性も、気が利かないのも、寂しがりなのも、母親譲りであろう性質が急に現れてきたのはたぶん守るべきものができたからだと思う。

あとなんか最近弟が前に比べてコミュニケーションを取ってくれるようになって嬉しい。わたしの誕生日には0時1分にLINEを送ってきて、「1分遅れた」とか言って悔しがっていた。弟の彼女のインスタを勝手に特定してフォローしていたらめちゃくちゃ怒られた。