230924 雑記

一生終わることがないと思っていたラブレターを締め括る時がきたかもしれない。人生ごと捧げて構わないと思えた担当、あなたには女一人の人生それだけの価値があるんだよと、それだけ確信を持って伝えたい。わたしはいつだってあなたの味方でいられない力不足を悔やんでいる。

9月の澄んできた空気は心を透かしていくようで落ち着かない。年を経るごとに世界を知っていくのだけど、それは世界の神秘、つまり知り得ないことの存在やその質量を知ることでもある。ふとした瞬間に見えないものの力を感じることや、永い時間軸の中での自分の立ち位置みたいなことを考えることが増えた。それがあるからより運命的な出会いって思うこともできるし、離れてしまったのが当然の結末と思うこともどっちもできる。

担当のために人生棒に振ることと死ぬことはわたしにとってずっとニアイコールだったから、担当に人生賭ける気がなくなったというのはつまり死にたくなくなったということなのかもしれない。

これから先、普通に飲みに行くことくらいはあるかもしれないけど、恋の気持ちを思い出してしがみつこうとすることはサンクコストを惜しんでいることでしかなく、みっともないのでもうやめる。みっともない状態を脱したいだけで別に縁を切りたいわけじゃないから、いつかわたしにいろんな余裕ができて、運とか縁とかなんかそういうのがあれば、また、ね。