231217 日記

昔演劇をしていたときの友達ふたりと久しぶりに会って、中華を食べに行った。わたしにとっての青春って19から21までのアイドルとホストに狂っていたときのことだと思っていたけど、演劇をしていたときや高校時代だって、今そのときの思い出を共有できる友達が少ないからあまり思い出さないだけでちゃんと青春だったなと思った。大学生や社会人になってから演劇をやってる人たちってみんな思想や信念に基づいてやってる気がして、わたしがしてたことは果たして演劇と言えるのか?と思ってしまってあまり当時のことを人に話さなくなった。でも、それくらい小さい頃から当たり前のこととして、でもちゃんと向き合って楽しんでやっていたということ、そのときからの友達とは(今続けているか否かに関わらず)共有していて、たまに会って話すととても心地が良い。

17時に集合して、ガチ飲みって感じでもなくごはんを食べて、本屋に寄ってカフェでゲームしてるのを眺めて、もう1軒行っても良かったけど帰るかーって21時に解散した。最近、楽しみ腹八分で帰る楽しさがわかるようになった。関係を大事にするためにも、早くまた会いたいと思うくらいのタイミングで切り上げるのが超大事、これに気付くまでに23年かかりました。果てまで一緒に飲んでしまうと当然ベロ酔いして醜態を晒すし、判断力が終わって意図しない結果になるし、運良くそれで嫌われなかったとしても、まあしばらく会わなくても良いかなってなっちゃう。ヘトヘトになって始発でバイバイするのも楽しいけど、早く帰れば次に誘いやすい。これに気付いた時って明確にあって、昔好きでよく一緒にいたけど愛想が尽きて疎遠になっていた人と久しぶりに飲んで、泊まる流れになっていたところをぶったぎって帰った日だった。当時はわたしばっかり好きでずっと片想いで、めちゃくちゃ舐められてた相手に一緒にいようよって言われるのを振り切って帰った日、当時の悲しい思いが全部大丈夫になった気がした。気になる人ができたらすぐ果てまで飲んでたときも当然楽しかったけど、今の方がずっと豊かで味わい深い。年が明けるくらいまで我慢して、好きな人間をデートに誘おうと思う。